SIS Company『写楽考』
観劇日時 2007年4月7日
夜、渋谷のシアターコクーンへ、矢代静一作『写楽考』を観に。構成・演出は鈴木勝秀さん。スピード感を出すために、一部の役とセリフをカットしたとのこと。
シアター1010が2005年に製作した完全版(マキノノゾミ演出、高橋和也主演)観ちゃってるからなぁ、わたし。あれを観ていなければ、今日ので十分満足できたんじゃないかと思う。一時、新国立劇場にいるような錯覚を覚えたほどの文芸作品。
それぞれの人の気持ちの流れと、人間関係が織りなすドラマは、マキノ版のほうがよく見えた気がする。でもあれをまともに全部やっちゃうと、後半地味な場が長く続くことになるし、上演時間も3時間になるし(今回のは2時間ちょい)、コクーンではどうか、という気もする。
初日開けたばかりなので、日を追うごとに熟してきて、ドラマが際立ってくるかもしれないなぁ。役者さんはみんなはまっているので、それだけに完全版を作ってほしかったな、という気もしないでもない。ぜいたく?
長身細身の長塚圭史さんの着流し姿がけっこうツボだった。
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