青年団若手公演『革命日記』
観劇日時 2008年2月4日19:30
夜、小竹向原にあるアトリエ春風舎まで、青年団若手公演『革命日記』を観に。英語のタイトルはRevolutionists(「革命家達」)。客入れ、最後にベンチが登場。いっぱいいっぱい客を入れての開演。相変わらず青年団の客入れはすごいなぁ。
お芝居は、最近できた、元サヨク団体(?)の現役メンバーの知り合いのおかげで、一般人比三倍楽しめた、と思う。わたし自身もデモったり勉強会に行ったりするわけだけど(別ブログ「六ヶ所村で自然を返せと叫ぶ。」参照)、組織には絶対入らないでおこう、という決意を新たにした。
登場人物の典子がかかえている自己矛盾について、平田オリザさんの観察眼の鋭さに感心した。
以下自己責任でどうぞ。
上記友人なら、たぶん、「古いタイプの団体」と呼ぶと思われる、過激派団体の「アジト」が舞台。目指しているのはすべての人に財産が共に分け与えられるような社会なのだろうが、組織の体質は独裁的で、かつ組織の利益が個人の自由より重んじられる。しかしその矛盾に誰も気づかない。理想のために、メンバーは、「自主的に犠牲になることを強いられている」。
活動家同士で結婚してたり同棲してたり。このくだりには心の中で「ある、ある」と肯いてしまった。
典子は、人としての「理想」を自分の中で体現するために(新しい「女」の定義を具現するために?)、従来の「女」を自分の中に閉じこめている。キツイ。ただ、考えていることとやってることの矛盾というのは私の中にもあって……特に法事など、田舎での親戚との集まりでお茶くみし(てしまっ)たり下座に自ら行っ(てしまっ)たり。そういう時に感じる自己矛盾をこの登場人物は突いてきた。
組織の姿にとどまらず、誰もが共有できるような個人的な経験・感情でピリオドを打つエンディングは見事だった。
ところで、この間の『隣にいても一人』スタンプラリーでもらった招待券、ブリュッセル近郊にある、日本語教師団体に、『S高原から』を学生さんか誰かに観てもらって下さい、と日本語で書いて送付。ホームページがフラマン語(?)で書かれていて解読に苦労した。ほんとに誰か使ってくれるのかなぁ?
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