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世田谷パブリックシアター「日本語を読む」Aプログラム/寺山修司作『星の王子さま』

観劇日時 2008年5月7日19:00~20:10(+トークが30分くらい)

夜、三軒茶屋のシアタートラムまで、世田谷パブリックシアター企画制作「日本語を読む」9作品連続上演の第一弾、寺山修司作『星の王子さま』を観に。

わたしはサン=テグジュペリの『星の王子さま』っていうかLe Petit Prince(「小さな王子」)も未読。

演出は今井朋彦さん。ロビーで姿を拝見しただけで元取った気分になった。出演は、上田桃子さん(文学座)、内田淳子さん、久世星佳さん、千葉哲也さん、ともさと衣さん。

寺山修司作品に触れるのは3回目。俳優さんでは、上田桃子さんだけ初めてかな? 清楚ないい感じだった。千葉哲也さんカッコイイ。中盤、ファン必見だ(笑)。久世星佳さんはいつもどおりのハンサムウーマンで、調子のいい言葉を朗々と。内田淳子さん、いい声。ともさとさんが主に演じた役は「転換」が見せどころ。 

リーディングにもいろいろあるけれど、この作品では、イメージを与えるだけで細かな動きまではつけていなかった。わたしはそれでも、当社比で、演出がしっかりついてるなぁ、と思った--照明や俳優さんの登場のしかた、配置が。

戯曲はおもしろく、よくわかった(と思う)。特に久世さんが「大見得を切る」部分は、調子のいい言葉だなぁ、と思った。

終演後、トーク。今井さんは演出はこれが2回目とのこと。自分が俳優で、俳優のからだを信じているので、文字を見た俳優がそこから声を発する、そのことが説得力を持つと信じて、細かな動きまではつけない、シンプルな舞台での上演となったそう。

この作品を選ん主な理由は、所属する文学座では上演される可能性がない作品であることと、作品の中のある箇所(いわゆる「メタ演劇」っぽい展開を見せる箇所)に、自分が俳優として考えたことがなかったことが書かれていて、そこを出演者とシェアするのが楽しみだったからとのことだった。

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