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演劇ユニット昼ノ月『顔を見ないと忘れる』

観劇日時 2008年9月14日19:30~20:05(十五夜)

成城学園前からバスで仙川に移動、調布市せんがわ劇場で演劇ユニット昼ノ月『顔を見ないと忘れる』観劇。演劇ユニット昼ノ月は、鈴江俊郎さんと、二口大学さんと押谷裕子さんのユニットらしい。鈴江さんが主宰だった劇団八時半は去年活動を休止したとのこと。

鈴江さんが作演出、二口さんと押谷さんが出演する2人芝居。鈴江作品と言えば早口の長ゼリフが特徴(?)で、それも独特の抑揚をつけて(つけようとして)あったりするので、そこで失敗して舞台が自滅したり、あぶなっかしく感じられたりしたこともあったのだけれど、今回はとても安定していて、楽しんで見ることができた。通奏低音は暗めながら、笑えた箇所多数。

この公演のために白木で組まれた客席も装置の一部のような舞台だった。気をつけて移動しないといけない場所もある。ひきあいに出して申し訳ないがサンプル『家族の肖像』の客席連想。ああいう怖さはないけど。ただ歩くと響くので、上演中にどうしても出たくなった場合は、靴を脱いで移動すると静かに出られるとの案内があり、うれしく思う。演技スペースの仕切りになるべく近い角度からのほうが見やすいと思われるが、仕切りから離れた角度でも、片方の俳優さんは背中ばかり、もう一方の俳優さんは顔ばかり、ということにはならない。

以下自己責任でどうぞ。

舞台は、主に、刑務所の面会室。盗癖があり服役中の夫に、スーパーでパートをしながら息子を育てる妻が面会に来る。盗癖を絶ちきれない状態に至った人の弱さや、夫が服役中という女の弱点に付け入ろうとする人をユーモラスに。服役囚が構造的に社会との接点を持ちにくくなっている点にも言及。

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