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2008年11月

ウーマンリブ『七人は僕の恋人』

観劇日時 2008年11月28日19:05~21:10

二週続けてのバカ芝居。楽しかった。こういうの好きだ。ウーマンリブは、『七人の恋人』も、今調べたらちゃんと見ていた。2005年11月。自分の感想を読んだけど内容が思い出せない。あの時は男優ばかり見てたみたい。

で、今回は、女優が7人+男優5人(宮藤官九郎さん含む)。テレビではできない(?)オゲレツ気味なネタを次々と。舞台は、海綿体やら中学校のクラスルームやら、映像メディアのいろんな現場やら、コートやら保育園やら旅館やら。

先週見たガタイと見比べてしまった(ヲイ)。それぞれに味わいがあると思いました(謎)。

客席の外に使われなかった補助椅子があったので、当日券で見たい人は挑戦する価値ありかも。(ぴあで予約することになってる模様。)

以下自己責任でどうぞ。

いきなりおたまじゃくし♂3人。そこに、先輩格登場(池田成志)。おたまじゃくしの1人はちゃんと大人になると言って舞台は中学校。

女優陣全員登場。宍戸美和公さんが性同一性障害の女子中学生だったり、峯村リエさんがキャプテンクックのような左手だったり。宮藤官九郎さんがナサケナイ教師だったり。

その後、映画スターを演じる荒川良々さんが完成した映画の情宣映像を取る場面やらワイドショーに出演するネタやら、「パチンコ伊勢志摩」の777が出るところの撮影現場やら、お腹にいきなり棒がくっついてしまったビーチバレー女子選手やら、歌舞伎町の保育園で仕事中いきなりやってくるオトコ(池田)お金をまきあげられる保育士(猫背椿)やら自分の股間をやたらさわる園児やら。園児のうちの峯村さんと荒川さんが似てるなぁと思ったらその後双子役で登場するやら。最後は表題ネタ(?)(←公式タイトルは『ゾンビ』らしい)。35年間アイドルをやっているズッキー(池田)ファンクラブイベントの風景。で、この最後のネタ、身に覚えがあるわたしとしては、おもしろかったなー。ファンも一緒に年を取っていくんですよね(汗)。三十ウン年も同じ人のファンをやっていると、人気がすごく出ている時もそうでもない時もあるから、ファンとスターの間にもうちょっとウェットなところがある気も。 ヅラが取れるのは困ります(笑)。偶像だから。

ギター弾きながら上で笑っているクドカンさんが楽しい。

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映画『あきらめない--続・君が代不起立』

あれから「歌わせたい男たち」はどうなっているのか、卒業式での「君が代」強制をこばみつづけている東京都の教員たちを追ったドキュメンタリー映画『君が代不起立』の続編が完成したというので、観に行って来ました。ちなみに前作『君が代不起立』は未見です。

わたしは別のネタでちょこちょこ経済産業省の人と相対することがあるのですが、この映画を見ている間、その時の官僚や警備員の態度を何度も思い出しました。二兎社のお芝居『歌わせたい男たち』に出てきた「歌わせたい男たち」のさらに背後にいる人(背後にあるもの)がよく見えました。わたし自身は、上記の別ネタで慣れているので、それほどショックを受けませんでしたが、省庁にアクション起こしに行ったことのない人が見るとちとショックかも。

ともあれ、『歌わせたい男たち』に描かれた現実にはまだまだ続いています。この映画の上映予定については、制作したビデオプレスのサイトをご覧ください。

(今調べたら、『歌わせたい男たち』のDVDも発売間近のようです。http://www.nitosha.net/index.htm

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2008年12月に観れるかな?と思っているもの。

括弧内私的ポイント。「デフォルト」は、ここは観ることにしている、という意味。11月中に初日を迎えるものは既に書いたので略。

  • 新国立劇場製作『舞台は夢 イリュージョン・コミック』@新国立劇場中劇場(冒険心に富む新国立劇場の新作。俳優さんの顔ぶれを見るとものすごく観たいのだがちょっとバクチ。)
  • 石井光三オフィス企画製作『線路は続くよどこまでも』@下北沢OFF・OFFシアター(小宮孝康さんのファンというわけでもないが、おもしろそうな匂いがする。前売2,500円という価格設定もナイス。)
  • オフィス・REN「キチジョージ・ミュージック・ヘアー Vol. 4」@吉祥寺スターパインズ・カフェ(いまや、デフォルト。マイツボ。)
  • 俳優座プロデュース『空の定義』@俳優座劇場(青木豪作、松永玲子出演)
  • KERA・MAP『あれから』@世田谷パブリックシアター(デフォルト)
  • 青年団『サンタクロース会議』@こまばアゴラ劇場(デフォルト。子ども参加型版も観たいが……。)
  • 第14回劇作家協会新人戯曲賞公開審査会(未見。なんか毎回ものすごくおもしろいらしい。)
  • 楽天団プロデュース『ウィンドミル・ベイビー』@中野・スタジオあくとれ(「アボリジニ現代戯曲連続上演 vol. 7」)
  • イデビアン・クルー・オム『大黒柱』@新百合ヶ丘・川崎市アートセンターアルテリオ小劇場(「男だけの、イデビアン。」)
  • 小野寺修二カンパニー デラシネラ『ある女の家』@三軒茶屋シアタートラム(浅野和之様がやたら動きまわってくれると期待される。)
  • 北京蝶々『日本語がなくなる日』@下北沢OFF・OFFシアター(仕事上、気になるネタ。)
  • 東京デスロック『その人を知らず』@こまばアゴラ劇場(「東京公演休止前最終東京公演」らしい。)

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表現・さわやか『美少年オンザラン』

観劇日時 2008年11月23日19:00~21:00(カーテンコール5分含む)

表現・さわやかの第5回公演。カテゴリーを、「お笑い」にするか「演劇」にするか悩むが一応今回は「演劇」で。駅前劇場の最前列センター(舞台と客席の段差に足が届くような距離)という反則な席から観たので、反則な感想しか書けない。

ホストクラブのショーのような味わい(?)だった。(行ったことないけど。ホストクラブ。)

コントでつないだりつながなかったりするお芝居。おなじみのネタでいけだしんさんが本日大サービスだったらしく、上演時間が延びたらしい(笑)。ネタの打率は個人的には70%くらい。ひとつ、完全にすべっていたような気がするのがあったが(汗)。

以下自己責任でどうぞ。

紅一点、佐藤真弓さんの_の捨て方がいさぎよい。男優陣も思い切った女装にダンスが楽しい。腰布姿でカーテンコールに臨む伊藤明賢さんもいさぎよい(?)。眼福。

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五反田団『すてるたび』

観劇日時 2008年11月21日20:00~21:20(たぶん)

寒空のもと入場したら、ロビーで「カフェ」営業中。あたたかいものありつける。ポイント高し。終演後もやってた。

五反田団『すてるたび』は、観る側が自由に解釈できる度合いの高いお芝居で、勝手に(?)おもしろく観た。だいたい、タイトルからして、「捨てる旅」なのか「捨てる度」なのかわからんし。「棄てる足袋」かもしれん。笑ってすっきりする人もいれば、なんとなく悲しくなる人もいるかもしれない。教訓めいたものを受けとる人もいるかもしれないし、一方でひたすらめくるめくグルーヴ感に酔う人もいるかもしれないなー。

客席はL字型。わたしは小道具が正面向いているほうに座ったけれど、「横」の席でもあまりストレスないんじゃないかと思う。

以下自己責任でどうぞ。

たぶん三人きょうだいの末っ子である次男が、兄と姉にいじりたおされる芝居。あるいは、俳優黒田大輔が、演出家前田司郎にいじりたおされる芝居。俳優黒田大輔が、自分のからだをいじりたおす芝居とも言えるかも。

大筋。きょうだいがまだ小さい頃、父が要介護の状態になる。次男はその後結婚、兄と姉は家を出て行き、結局父の最期は次男の妻が看取る。きょうだい+次男の妻は父の葬式を機に集まり、その後電車乗ったり温泉行ったり。さらに、小さかった頃飼いたかった犬の話、次男夫婦の子どもの話。次男は観光先で入った穴から出てこれなくなったり、妻によって海に沈められて魚になったり、ひょっとして死んでるのは次男? いややっぱり生きてるの? てか、誰? こういうエピソードが、顔の筋肉、手足の筋肉をフル動員させる黒田さんを中心につづられる。

ところどころ、黒田さんが野田秀樹さんに見えた。

どこにでもあるものを使って場所や小道具に見せるワザは相変わらずすごい。椅子で貝を作るのには参った。

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劇団青年座『赤シャツ』

観劇日時 2008年11月17日18:30~21:20

『赤シャツ』は、劇団青年座が「マキノノゾミ三部作」と冠して今月紀伊國屋ホールで連続上演する三作品の二本目。わたしは初見。初演時にまわりが激賞した作品。ひとりは「この作品に岸田賞をやらないなんて、もう岸田賞なんて信じない」と言ったくらい。今回も、三本とも初演を観ている人から、「『赤シャツ』だけは絶対に観るべき」と言われたり、今回作品をすでに観た人に行く予定にしていないと告げるとその人の顔に「えー、あれを観ないの」という表情が浮かんだり。というわけでどうしても行きたくなって青年座のウェブサイトから前日にチケットを予約した……のだが、今日、窓口に用意されていなかった(泣)。結果、予約がきちんと入っていたらもうちょっといい席で見せてもらえたんじゃないかなあという席に。(なんて書くと謝罪のメールが来ることがあるのだが、別にいいです。次回から電話にします。)でもって前の人の座高が高くてふつうに座るとその人の頭で舞台の中央2/3くらいが見えない状態。隣が開演時に空席だったので迷わず移動、最初から最後までその席から観劇。これはかなり正解だった。

お芝居は評判どおりおもしろかった。席は後ろのほうの席だったが(しつこい?)声もよく聞こえた。原案作品(?)は読んだことがあるようなないような感じでキャラの名前は覚えている。原案作品をちゃんと知って(覚えて?)いたらもっとおもしろかったかもしれない。

以下自己責任でどうぞ。

ネタバレというほどでもないだろうが、夏目漱石の『坊ちゃん』の物語を、赤シャツの立場から読み直した(?)作品。「男らしいこと」が「マッチョ」に転じて簡単に「戦争に行くことを怖れないこと」に結びつく点や、生まれや職業による差別、損得勘定をしない生き方が拝金主義に取って代わられるという予見など、「赤シャツ」は現代を風刺する。

漱石は胃潰瘍で死んだことを思い出し、同じように胃痛に苦しむ赤シャツに、彼も漱石が作り出した人物であり、漱石の一部に違いないという、作者のマキノノゾミさんがこの人物に対して持っている愛情を感じた。当時は胃潰瘍は不治の病だったので、最後はちょっと悲しかった。

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世田谷パブリックシアター企画制作『友達』

観劇日時 2008年11月15日19:00~21:20

シアタートラムにて安部公房作『友達』観劇。トラムシートもぎっしり。立ち見の人がいたかどうかはつかめず。

ご贔屓様(何人いるんだ?)の今井朋彦様出演というだけで観ることに決めたのだが、岡田利規さんの演出にも興味を持っていた。吉と出るか(中略coldsweats01)みたいな。演出はとても意欲的なもので、観客として手応えを感じた。あれはどうかなぁ、みたいな箇所もあるにはあったけど。

舞台ファン的超豪華キャスト。俳優さんそれぞれ持ち味を出していて、でも岡田さんの演出だなあと思えるところもあって、おいしかった。

以下自己責任でどうぞ。

ひとり暮しの男の家に、いきなり9人家族がおしかけ居座る、不条理な話。男女3人ずつのきょうだいなのだが一目で年齢順がわかる親切な衣装。母役の木野花さんの衣装が最初から意味ありげ。

特に前半、観客とコミュニケーションを取りに来る演出。岡田スタイル? わたしもこの家族の標的になってしまいそうな生活をしている。書かれた頃(1967年)はちょうど、こういう生活をする人間がちらほら現れていた頃なのかもしれない。家族のミッションは、地縁血縁の復活? あの家族がほんとうの家族とも思えなくて、ミッションに成功すれば、そこで膨張しながら移動しているのかも。

気になったのは、小林十市さん演じる男の、心象の変化、かな。恋人が来てその兄が来て、本当に孤独になって「家族」に従順に一旦なるもののやっぱり長女と脱出する話に乗る、その気持ちの変化の描かれかたが、やや唐突に感じられた。特に、ハコがまだ登場していないのに自分からハコに入るポーズになった場面には、「アレ?」と思った。

とはいえ怪優揃いの座組みと攻めていく演出は、好印象だった。

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劇団ジャブジャブサーキット『死立探偵』

観劇日時 2008年11月8日18:05~20:00

劇団ジャブジャブサーキットは長く観ている劇団の一つで、俳優さんの顔も新人さんを除いて全員覚えている。ふだんは2回観るが、今回は都合で1回だけなので(それがふつうだろ>自分^^;)、一回勝負(?)というわけで真剣に観劇。

ミステリー仕立てのロマンチックなお芝居だった。この劇団の作品としては、『アインシュタイン・ショック』のようなわけのわからない芝居にまかれるほうが好きなのだが、『死立探偵』もエンターテイメントとして楽しめた。幕が開いてからしばらく、すこーしみなさん早口だったような気がしたのだが気のせいか? ともあれ退屈せず最後まで観ることができた。

終演後、草案の北村想さん、ご当地ゲストの山下千景さん、それから主宰で作演出のはせひろいちさんとでトーク。1時間ほど。主なお題は、「ミステリー、推理小説、探偵小説、ハードボイルド、犯罪小説」の間にある違い?、だったかしら。『容疑者_の献身』について、本格推理小説といえるのかどうかという論争があったと紹介された(ウィキ参照)。こういう話が好きな人っているよなぁと思いながら(失礼)拝聴した(おもしろくなかった、というわけではない)。

想さんが、以前作ったお芝居で初日上演中に焼き芋屋が来て、その音が芝居に入ってしまったので、それがしゃくにさわって次の公演から全部同じ場面に焼き芋屋の音を入れて演出の一部にした、という話は、笑えた(その公演に二度来た人がびっくりしたそうだ)。同じく想さんの、『死立探偵』を観るのは今回が3回目だが、やっと話がわかった、最初の時は「消えもの」の「消え具合」が気になるなどして全体がわからなかった、最後の場面も自分なら作らないと思うので何をしているのか最初観た時はわからなかった、という話も興味深かった。

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新国立劇場主催『山の巨人たち』

観劇日時 2008年11月7日19:00~21:05

今回の『山の巨人たち』は、自分が知る限り、誰もほめていない作品(^-^;。わたしがこの作品を観るのは2006年「ク・ナウカ若手演出家シリーズ」以来2回目。2005年3月に、ク・ナウカが本公演で『山の巨人たち』という題名でお芝居をやったのだけど、途中で同じピランデルロの『作者を探す六人の登場人物』に変わったのでした。で、これをわたしは2回観ているらしい。

実は2006年に観たほうはよく覚えていなくて、途中で話が変わったほうをよく覚えていて、そこまでがものすごくおもしろかったのでそこからどうなったのか確認するために観劇。評判がよくないのは知っていたので、それほど期待もせず。横通路すぐ後ろセンターブロックから。

話を知っているせいか、何の疑問も持たず物語世界に入っていくことができ、とても楽しめた。特に平幹二郎さんのコトローネは、現実世界から遥か遠くにある言葉と存在感の呈示のしかたが見事で、とても良かったと思う。

装置も衣装も小道具も、フランス仕様なのかな? バタ臭さが現実ばなれ感に拍車をかけていて自分は好みだった。特に中盤の、田中美里さんが着ているドレスのちょっとからだから浮いてる感じに感心。

芝居の間、日常いやおうなく耳や目にとびこんでくる不況の話や金融不安(プラス謎な政府の対応)から離れることができて、いい時間を持つことができた。この作品が書かれた背景を知るとそうでもないのだが、今回はファンタジックな光景に魅入られた。

客の入りは、今ひとつ。次の『舞台は夢』にしても、シリーズ・同時代海外編にしても、作品と演出家の選択がものすごく野心的だ……と思うのはわたしだけか? とはいえ、ふだん別のところで聞く税金の無駄遣い(とわたしが見なしているもの)は一件数十億という額なので、それに比べれば劇場が出す赤字なんてかわいい。

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横浜未来演劇人シアター野外ダンス公演『市電うどん』

観賞日時 2008年11月1日18:10~20:25

渋谷からみなとみらい線の新高島まで電車に乗り、みなとみらいテント劇場へ、横浜未来演劇人シアター野外ダンス公演『市電うどん』へ。当日券でかなりの人が来てたんじゃないかなー。客入れが大変そうだった。作品はすばらしいので、明日明後日行く人のために留意事項。

  • トイレは受付向かって左にあります。開場後一旦入場したら実質出られませんので必ずすませておきましょう。
  • 使い捨てカイロとひざかけを用意してくれてあるのですが今日はあまり積極的に配ってくれていませんでした。奪いとりましょう。

あと、そうですねー、荷物預かり、もっと積極的にやったらいいんではないだろうか、とか、奥への出入りがしやすいように横一列開けておいたらいいんではないか、とか思いました(奥に人をつめこんだあとベンチを置いて人をそこに入れる)。

今回が再演の『市電うどん ハマのメリー伝説』、わたしは初見。もういない「ハマのメリーさん」とすでにない横浜市電へのオマージュ作品。

ロケーション・振付・構成・ヒカリモノ、どれをとってもみごたえ十分。長襦袢をもっときれいに着たらいいのに、と思った場面もあったが、許す。

演劇っぽい場面では、男優がうどんをすする場面が印象に残った。

以前、大阪の維新派も大阪港の埋立地で公演を行っていたが、開発が進むにつれ、埋立地が使えなくなった。今日の公演のテントが立てられているあの土地も将来きっと何かに「活用」されるんだろうなあ。それはしかたないけれど、今使いうるベストな場所を見つけてくれたことに感謝したいと思う。

あー、でも、ビデオカメラがあんなところにあることに断りがなかったのは、減点。座ったところが近かったので、カメラを覗く側の光が、携帯電話の画面のようで、気になった。

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岡崎藝術座『リズム三兄妹』

観劇日時 2008年11月1日14:00~15:20

マチネとソワレ続けてみると必ずどちらかあるいは両方寝てしまうので、なるべく1日1本にしているのだが、今日は時間枠数の都合で「ダブルヘッダー」。その1本目、岡崎藝術座『リズム三兄妹』。

15:00まわったくらいから、記憶が飛んでいる(汗)。舞台自体は全体の中で終幕に向かう見た目も音も一番にぎやかな時間帯だったんじゃないかと思う。それまでは、わけわかんない展開やちょっぴり淫靡なところを楽しんでいたのだが、話が見えてきた途端に自分の集中力が切れた模様。

岡崎藝術座は前回講演の『三月の5日間』が初見で、今回が2回目だった。主宰の神里雄大さんの次回演出作品は、例の(?)1982年生まれの演出家5人プラス1984年生まれの演出家1人計6人の競作ですっけ。めちゃくちゃデフォルメしてくれそうで、楽しみ。

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演劇集団円『孤独から一番遠い場所』

観劇日時 2008年10月31日19:00~21:20(休憩10分込み)

傑作と評判の高かった『焼肉ドラゴン』(新国立劇場)を見損ねてしまい、しまったーと思っていたら、作者の鄭義信さんが演劇集団円に新作を提供すると知り、さらに演出にはわたしが今一番気になる演出家、森新太郎さんがあたると聞いて、楽しみにしていた本作。期待に違わぬ出来。指定席券は小劇場ファンにはやや高めの設定(5,500円)だけど観て損はない。ベンチシートの自由席(3,500円)は臨場感抜群かと。(ベンチシートは前方二列で、最前列はほぼ桟敷の高さ。開演10分前ごろ入場、それまで階段でチケットの番号順に並ぶ模様。)

劇団公演とは思えないほど(?)、それぞれの人物が全く別の個性、別の質感を持って舞台に現れる。違う時間の流れが何の違和感もなく舞台に同居。今も記憶から消えることのない「あの頃」を描き出していく。照明とその反射が美しい。

以下自己責任でどうぞ。

戦争のうねりの中祖国を失った者と、そして生まれた土地にしばられる者。希望に飢える人々を、40年後の日本の典型的なサラリーマンを対照させながら描く。

本水が、装置以上の役割を果たしていた。文字通り、飛び道具? 春生(吉澤宙彦)の濡れた服の背中の細かいしわが照明にてらされ時、とても美しかった。

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