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五反田団『すてるたび』

観劇日時 2008年11月21日20:00~21:20(たぶん)

寒空のもと入場したら、ロビーで「カフェ」営業中。あたたかいものありつける。ポイント高し。終演後もやってた。

五反田団『すてるたび』は、観る側が自由に解釈できる度合いの高いお芝居で、勝手に(?)おもしろく観た。だいたい、タイトルからして、「捨てる旅」なのか「捨てる度」なのかわからんし。「棄てる足袋」かもしれん。笑ってすっきりする人もいれば、なんとなく悲しくなる人もいるかもしれない。教訓めいたものを受けとる人もいるかもしれないし、一方でひたすらめくるめくグルーヴ感に酔う人もいるかもしれないなー。

客席はL字型。わたしは小道具が正面向いているほうに座ったけれど、「横」の席でもあまりストレスないんじゃないかと思う。

以下自己責任でどうぞ。

たぶん三人きょうだいの末っ子である次男が、兄と姉にいじりたおされる芝居。あるいは、俳優黒田大輔が、演出家前田司郎にいじりたおされる芝居。俳優黒田大輔が、自分のからだをいじりたおす芝居とも言えるかも。

大筋。きょうだいがまだ小さい頃、父が要介護の状態になる。次男はその後結婚、兄と姉は家を出て行き、結局父の最期は次男の妻が看取る。きょうだい+次男の妻は父の葬式を機に集まり、その後電車乗ったり温泉行ったり。さらに、小さかった頃飼いたかった犬の話、次男夫婦の子どもの話。次男は観光先で入った穴から出てこれなくなったり、妻によって海に沈められて魚になったり、ひょっとして死んでるのは次男? いややっぱり生きてるの? てか、誰? こういうエピソードが、顔の筋肉、手足の筋肉をフル動員させる黒田さんを中心につづられる。

ところどころ、黒田さんが野田秀樹さんに見えた。

どこにでもあるものを使って場所や小道具に見せるワザは相変わらずすごい。椅子で貝を作るのには参った。

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