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2009年3月

2009年4月に観れたらいいなあと思っているもの。

3月はバテて、ウソツキになってしまった(反省)

  • 6人の演出家による連続上演「キレなかった14歳heartりたーんず」@こまばアゴラ劇場(最初アップした時忘れてました。この企画だけで劇場支援会員法人チケを10枚くらい使ってしまいそうです←おおげさ^^;)
  • 劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『壊<Punk>蜉蝣峠』@赤坂ACTシアター(あの劇場とこの作品で仲良しになれるかなあ?)
  • パルコ企画・製作『トライアングル』@PARCO劇場(おもしろそうなのでちょっと観たいんだよねー)
  • 東宝『淫乱斎英泉』@あうるすぽっと(浅野和之様出演)
  • ユニット・トラージ『アチャコ』@こまばアゴラ劇場(北村想さんの作品で名古屋パワー炸裂?)
  • 「キチジョージ・ミュージック・ヘアー Vol. 5 大谷亮介祭り」@吉祥寺シアターパインズ・カフェ(マイツボ)
  • 青年団若手自主企画『桜の園』@アトリエ春風舎(ヘンそうなものに弱い)
  • ナイロン100℃『神様とその他の変種』@本多劇場(デフォルト)
  • ツツガムシ『ヤコブ・クラヴィエツキ』@SPACE雑遊(占部房子でワルシャワゲットー)
  • パルコ/大人計画『R2C2』@パルコ劇場(宮藤官九郎作演出、5月まわし)
  • よしもと『戸惑い男、待ち女』@下北沢 駅前劇場(福田転球×平田敦子÷土田英生)

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東京サンシャインボーイズ『returns』

観劇日時 2009年3月29日18:00~19:30(?)

さよならシアタートップス 最後の文化祭」の大楽。今回の公演のチケットの販売はすべて抽選だったのだが、着いたチケットには名前と住所がフルに記載されていた。わたしが見たこの回のチケットがそれでもオークションに出品されていたらしく、「身分証明書を持参してください」とのメールが来ていた。しかし実際には名前チェックはなし。

最前列ベンチシートより。本編冒頭に三谷幸喜さん、およびカーテンコールに赤坂からかけつけた梶原善さんが登場する、特別バージョン(だったらしい)。

第一部

来襲する宇宙人から地球を守る役を小学校時代の恩師シバタムラ(梶原善)から託された、そのままでもひっくり返しても見た目は同じという特別な年、1961年生まれの教え子12人。今はどちらかといえば鳴かず飛ばずの人生を過ごしている12人が、シバタムラから選ばれからにはみんな隠れた才能があるはずだと、子供の頃のことを思い出しながらこんな才能があったあんな才能があったと見つけていくが、じつは宇宙人の来襲は痴呆状態だったシバタムラの妄想だったことが明らかになる。

第二部

宇宙人来襲は本当だった。みんなで闘う。シバタムラの妄想だと第一部で明かした裏切り者の公安(近藤さん)がここで宇宙人として登場するのが笑えた。

やるきまんまんの人(相島さん)、ドツボな人(阿南さん)、まんま道路を流してそうな人(小原さん)、信じやすい人(甲本さん)、まじめやさしい人(小林さん)、派手そうに見せたい人(近藤さん)、前に出る人(斎藤さん)、テキパキした人(谷川さん)、明るく薄幸な人(西田さん)、ひねくれた人(西村さん)、牧場にいるような人(野仲さん)、ドツボ明るい人(宮地さん)、と、まんまキャラで楽しめた。そして、隠れた才能が「不死身」であるワダ(伊藤さん)には、やられたなあー。吉田羊さん、猛獣づかい(失礼)おつかれさまでした。梶原さんも下は下着でおつかれさまでした。

二回目のカーテンコールで、小林隆さんが話す間、三谷さんがリコーダー生演奏のBGM。センチメンタルになるのを防ぐ効果を感じた(笑)。三回目のカーテンコールは相島一之さん。その後、戸田恵子さんの声で「15年間の休憩に入ります」と。

15年後またチケット取るの大変だろうなー(笑)。

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壁ノ花団『アルカリ』

観劇日時 2009年3月28日19:30~20:40(くらい)

こまばアゴラ劇場で壁ノ花団第四回公演『アルカリ』観劇。今回は、アゴラ劇場の消化試合ではなく、これのために残しておいた最後の法人会員券を使って観劇。壁ノ花団はMONOの水沼健さんが主宰するユニットで、『たまごの大きさ』『悪霊』と見ていて三回目。

わたしはハナシ、というか起承転結みたいなものがなくても、それなりの展開(?)があれば見られる観客なのだが、この作品には入っていけず……何にインスパイアされて作られた作品なのかはわかるし、断片は断片でいいのだけれど、ひきつけられずに終ってしまった。

MONO『なるべく派手な服を着る』で長女を演じていた、ピッコロ劇団の亀井妙子さんが全く違うキャラで出ていたのは楽しめた。服のシルエットが絵のようだった。

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珍しいキノコ舞踊団×plaplax 『The Rainy Table』

観賞日時 2009年3月20日20:05~21:05 + トーク

『The Rainy Table』は、わたしが勝手にダンスの師匠と呼ばせてもらっている、伊藤千枝さん主宰の珍しいキノコ舞踊団と、メディアアート・ユニットplaplaxのコラボレーション作品で、山口情報芸術センター(YCAM)開館5周年記念事業としてYCAMに滞在して制作したとのこと。YCAMってYamaguchi Center for Arts and Mediaの略なのね。制作意図が理解できたような(汗)

キノコのダンスは楽しめたし、映しだされるものもおもしろかったなあと思うのだけど、見ていて休憩するひまなかった(汗)。個々の踊り手さんを見たり、重心位置の移動を見たり、空間全体を見たりしているだけでアップアップ。その上に、後ろの映像もかわいくてそっちも見なくちゃ感じになったものだから、メディアミックスは成功してるんだけど観ていて疲れた、という微妙な印象。

わたし自身はキノコのダンスには慣れているので、映像と踊り手さんがシンクロする時は、「助走時間」があったらまた違ったかもしれない。今から一緒に動きますよ~、みたいな。

ともあれ、アーチストは同じものを作り続けるわけにはいかないのだから、キノコのファンとしては、いつもと違う作品として歓迎したい感じ。

蛇足ながら、観ていて天野天街さんを連想。あれってものすごいメディアミックスなんだなあ、と改めて思った。

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フェスティバル/トーキョー 井手茂太振付・出演『コウカシタ』

観賞日時 2009年3月19日19:05~20:25 + 井手トークソロ(?)

あうるすぽっとで『コウカシタ』観賞。日本とタイのダンサーのコラボレーション。序盤、品質はイデビアン・クルーと変わらないなあくらいに思いながら見ていたのだが、だんだんタイになってきた。中盤の静かめの時間帯の、「ディア」さん(?)がフィーチャーされる場面はわからない言葉を話される時間が長くて、わからなくていいんだわと自分に言い聞かせつつもやや間延びを感じたのだが、終ってみれば「ディア」さんが一番印象に残った。

宇宙は引力がないので、地球人が行くと筋肉が萎えるらしい。それを考えると、キレのあるダンスは地球上ならではのもの。同じ地球の上に住むタイ人と日本人が、一緒に引力と遊んでいた。

以下自己責任でどうぞ。

終演後、井手さんがひとりでトーク。聞き手がいると、「えらい人」にされちゃうからいやなんだそうだ。この話(今回の、タイと日本のコラボダンス)の話が来て、そこで初めてタイに行ったら、観光地よりも、渋滞を信号無視してわたっていく人など、雑踏がおもしろかったそう。日本人とタイ人がお互いまちがえる感じ(何人なのかわからないって意味かしら?)を絶対ダンスにのせたいと思って作った作品らしい。(あうるすぽっとの近くにも高速道路があるのでそれのことかと思ったら、そうではなかったのね。ともあれアジアの都市の雑踏を描いた作品として、池袋は似つかわしい。)

日本人ダンサー3人、タイ人ダンサー6人。この内訳を知らずに見ていたら、タイ人ダンサーは3人くらいに見えた、かなー。この辺はあまりわたし自身は意識しなかったのだが。

タイ人の男性ダンサーでややふっくらめ、顔大きめの人がいた。その人と井手さんが同じ衣装でシンクロダンスを展開した場面は、かなり笑えた。

あと、上記の「ディア」さん。何言ってるのかわからなかったので、売春婦なのかしら、悪魔払いなのかしら、ヨガの先生なのかしら、マッサージ師なのかしら、といろいろ考えて楽しんだ。トークがなかったら、たぶん謎のまま(笑)

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田上パル『改造★人間』

観劇日時 2009年3月18日19:30~21:20

田上パル、初見。劇場の法人会員チケの消化試合(すみませんcoldsweats01)。身に覚えがある、というか、覚えがあると思いたくない話で、ドタバタぶりに序盤おどろいたが、楽しめた。人物が本人の気持ちや設定より作品の時間割に合わせて登場したりはけたりしているように思えた部分もあれば、人の気持ちの揺れがもっと現れたらいいなあと思える箇所もあったけれど、まわすだけで大変かな、あれは(笑)。

以下自己責任でどうぞ。

主宰の田上さんもパンフレットに書いているけれど、あの物質を摂取して気持ちが悪くなるといえば、マク_ビ。正直に書くと、わたしはあまりマ_ロビにはいい印象を持っていなくて(_クロビの「総本山」の名前がキライ……食事に正しいも正しくないもあるかい)、トライしたことはない。アトピーにいいらしいので、悩んでいる人はトライする価値ありかも。ただ、「正しい食事」と言った時の、排他的なひびきが、異教徒であるわたしを退かせる感じ?

一方でわたしはエコ者というか反核者で、原発メーカー製のものは一切買わないし、兵器を作っている会社の関連会社のものも買わなければイス_エルを援助している会社のレストランも利用しない。コーヒーやチョコ、紅茶はなるべくフェアトレード、野菜・果物は無農薬か減農薬。化粧品は動物実験が行なわれたものではないか確認……どうですか? すっごくいやな人じゃないですか? 自分では「布教」はしないように努力してるんですけれど(汗)、知らないうちに相手に罪悪感を感じさせることになっていないか心配っす。エコ者ばかりだとこのくらいは普通ですが、はたから見たらエコ教徒かも。気をつけようと思うし、それを改めて思い出させてくれたこのお芝居に感謝したいです。

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パルコ企画製作『ストーン夫人のローマの春』

観劇日時 2009年3月13日19:05~21:25(休憩20分込み)

今井朋彦様とアッカーマンさんの演出を楽しみに『ストーン夫人のローマの春』観劇。某所での評判がもうひとつのため期待を大きく持たずに行ったのだが自分としては大当たり。装置の大きさがコクーンみたいで、席はちょっと引き目がよいかも。

この内容だと、昼公演をもっとやってもいいんじゃないかなあと思いつつ、銀座の劇場ではやってほしくない。微妙だ(汗)

『ウルトラマンタロウ』をリアルタイムで見ているので、団時朗さんの出演が妙にうれしかった。麻実れいさんはこれまでわたしが見た中で一番美しかった。年を重ねても、あんなにきれいなら現実にはいっぱい男の人がよってくるだろうなあ。アンサンブルのみなさんのドレス姿・タキシード姿もナイス。眼福。眼福といえば、パク・ソヒさんの「美男テロ」(先日の『火の顔』での岩井さんを内輪で「美男テロ」と呼んでます^^;)。脱がなくてもスゴイ。今井朋彦さんは頭よさげなとてもはまった役。わたし的にはパク・ソヒさんが演じた役が今井さんでもよかったんですけど、ともあれ今度のゴッホの弟役が楽しみ。江波杏子さんは、この間間違えて借りた『津軽じょんがら節』での夜の女の、若くてセクシーな江波さんの姿がかぶったのだが、全く別の女性という感じがした。

舞台に、昔のローマにこちらをひっぱりこむ強い力があって、そこがとても良かったと思う。

10年ほど前、ローマの一流ホテルにひとりで泊まるなんてことになった時(ホテル予約せずにローマに入ったらこんでいて、現地のJ_C_Bのオフィスを頼ったらそうなった)、若くてハンサムなボーイとロビーで話していたら、ボーイが手を意識的にか無意識にかわたしの手の上に載せた時のことを思い出した(実話)。

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aki nagatani & danscapes『俺にもセックスを』

観賞日時 2009年3月8日 15:05~16:05

こまばアゴラ劇場で、aki nagatani & danscapesのダンス公演(でいいのかな)観賞。失礼ながら、劇場の法人会員チケット消化のために行った。予約をしていなかったのだが、予約がたくさんで、ぎりぎりまで待ってください、と言われる。この時点で法人チケットを3枚持っているので、楽日のこれを今日見られなければ、田上パルか壁ノ花団を2回見るか~、みたいな。でも入場できました。ヨカッタ。

法人支援会員、無断キャンセルたくさんあるのね。一本電話しましょうね。>みなさん

永谷亜紀さんについては、何も知らなかった。はさみこみのパンフも見ずに観たので、登場する四人のダンサーについて、勝手な想像をしながら観た。

  • 白襦袢のジョシ(永谷さん) 肉体的に死んで、荼毘にふされたけれど、死にきれなかった人
  • 喪服のダンシ(池田飄一さん) 上記ジョシの縁者→ダンナ?
  • 髪の長いダンシ(三浦宏之さん) ホームレス?→街の象徴?→死んだジョシがダンナにだまってつきあっていた人?
  • 人形(安達みさとさん) すいません、表題から、ダッチワ_フかと(大汗)

タイトルについては、「日々の中に紛れている微かな温もりを、すべて、セックスとよびたい。」とのこと。電話でタイトル言うの大変でしたが。

公演は、楽しめた。安達みさとさんが、ぐるぐるまわされる時の細かな(人形らしく、同じリズムで動く)足や、2人のダンサーが振りを合わせながら動くところ、離れながらも呼吸を合わせて踊るところ、など。ダンサーのつまさきの動きも見るのが好きだが、よく見えた。空間も、とらえやすかった。長身の三浦さんが大きく目の前で動いた時、風が来た。ダンスを、空気の動きを読みながら見ることはこれまでもあったが、流れる空気をほんとに感じたのは初めてだった。アゴラでダンス、良いなあと思った。

客席のかみて端からの、上演中のビデオ撮影は、NG。人が、立ったり座ったりしながら映していた。抑制された照明のしたで、カメラの赤いパイロットランプが動き、ダンサーがかみてに行っている時は目に入って、集中力をそがれた。カメラの隣が席だったら、せめて動かないようにと、注意したかもなあ。っていうか途中退場したかも。

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フェスティバル/トーキョー 松井周演出『火の顔』

観劇日時 2009年3月7日19:05~21:00、その後のトーク、21:45くらいまで?

オリンピック招致イベントらしい、フェスティバル/トーキョー。『オセロー』の時はなかった豪華パンフつき。冒頭に苦手な政治家のコメント。

『火の顔』は、松井周さんと同じ、1972年生まれのドイツの作家、マリエス・フォン・マイエンブルグの戯曲。シャウビューネの来日公演は見ておらず、この作品は今回が初見。

松井周さんは破綻した家族を描くことが多い作家さんだが、この作品もそのような家族を描いた作品。その点も松井さんがこれを演出することになった理由の一つらしいのだが……松井作品だと、登場人物たちを少し距離を置いて笑いながら見ている視点を感じるんだけど、この作品は、登場人物たちがそういう風に見られるよう設定されていない印象。それを松井さんが演出で、振幅の変化をフラットに調整していた。この作品については、もっとシリアスな、静かすぎて眠くなる時間帯の長い、それゆえに振幅が振れる場所では大きく振れる感じの演出で見たかった気がして、少し不満が残った。

トークは、松井さんと、パウル役の岩井秀人さん、それから、ドラマトゥルクの野村政之さん。トークの冒頭、岩井さんが、第一部は岩井さんが司会、第二部は野村さんが司会と言ったが、時間切れのため(?)野村さんは質疑応答でマイクを持って走る人に(笑)。

以下、ネタバレあり。

トークで、「笑いを取りに行きたい」岩井さんが、松井さんにおもしろい質問を投げかけ、楽しめた。松井さんが、俳優としてやりたい役は、上でジョシがバレーボールをやるような、床なんだそうだ。目立たないけど視界のはしっこに入るような床がやりたいそうである。

この作品で、やたら股間を触るクルト。戯曲では火のことをしゃべり続けるだけだが、そうさせたほうが「かわいいと思える」のでそう演出したとのこと。演出家として登場人物は、全員、少し距離を置いたところから愛したいほうだそう。

舞台に登場させているダンシの自_行為の中で、松井さんがもう一つ知っているのは「掃除機」だそうである。

そういう場面も、演出家ご本人はたんたんと楽しくやっているようなのだが、客席はすーっと退くのを感じるそうで。前作はお姉さんが来て、さっさと家に帰り、その後「あんな子だったかしら」と家族会議になっていたそうだ。

頭の中に浮かんだことをすーっと形にして出せるのは、よいんじゃないでしょうか。(私感)

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新国立劇場演劇研修所二期生『珊瑚囁(さんごしょう)』

観劇日時 2009年3月1日17:00~18:15

大阪から戻ってきて、『珊瑚囁(さんごしょう)』観劇。この作品は新国立劇場演劇研修所(NNTドラマスタジオ)二期生の成果発表公演。昨日の『三人姉妹』の演出を担当した深津篤史さんの書下ろし。演出は栗山民也さん。

深津さんの、難解とまではいわないけど、心の機微が細かくいりくんだ作品を、栗山さんがきっちり舞台におろしてくれてあって、うれしかった。

そこから消えさせられることはもちろん暴力だけど、移動させられることも、理由はなんであっても、暴力なのだ、という最近の今さらな自分の気付きを、かみしめた。

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メイシアタープロデュース チェーホフ『三人姉妹』

観劇日時 2009年2月28日15:00~17:45(休憩込み)

朝からぷらっとこだまで大阪に移動、メイシアターでチェーホフ作『三人姉妹』(新潮文庫 神西清訳より)観劇。演出は桃園会の深津篤史さん。三人姉妹は上から梅田千絵さん(関西芸術座)、生田朗子さん(元劇団五期会、今はリリパや桃園会でおなじみ)、それから八田麻住さん(劇団五期会)。八田さんと、それから隈本晃俊さん(アンドレー)、太陽族の森本研典さん(クルイギン)、あうん堂の杉山寿弥さん(チェブトゥイキン)はしばらくぶりで、とてもうれしかった。

公演は終了したので、ネタばればれで。『三人姉妹』は、モスクワに帰りたい(けど家にしばられている?)、お年頃の娘三人の話(ってまとめていいのか?)。深津演出では、舞台である大きな家を、中央に置いた模型と、それから背景にある部屋から廊下への出入口(?)で表現。

前半、セリフの中の「モスクワ」という言葉を口パク(?)にしたり強くいわせたりして、三人のモスクワへの思慕を強調。後半、カットしてしまった場面に描かれた人の思いを、その人を演じる俳優を無表情で立たせて浮かび上がらせた(ようだった)。

人生の中で身の処し方にとまどう人々、自分に満足できる人できない人、人生に入りこんで来る人人生から去っていく人、自分の力でどうにもできないことなど、このお芝居のさまざまな要素を堪能した。

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