唐十郎作宮城聰演出『ふたりの女』(Shizuoka春の芸術祭2009ハシゴバスツアーその3)
観劇日時 2009年6月20日 20:00~21:28
徒歩で野外劇場「有度」に移動。受付付近で「葵上茶会」が開催されていて、お茶をいただく。ここも、開演10分前に整理番号順に並んで入場する方式。大きな劇場で当日券も出ていた。たまたま選んだ席は、あとでわかったことだが、唐さんの真後ろだった。
入場すると、予想していたが、装置の後ろは緑。ク・ナウカがしばしば使った東京国立博物館の日本庭園連想。しかしここには舞台照明以外の光はない。すばらしい場所。
『ふたりの女 ~唐版・葵上~』はタイトルが示すとおり『源氏物語』を素材として用いた作品。唐作品を観るのは久しぶりだった。観ながら、夢の遊眠社の作品の破天荒さを思い出した。『ふたりの女』のほうがもちろん先なので、小劇場(わたしの観劇歴はここから始まっている)がアングラから影響を受けていることをこの目で納得。
「今この作品をやる意味は何だろう」などと考えそうになったけど(直前観た『ブラスティッド』のせいか?)、途中から、舞台の美しさや俳優の動きのおもしろさ、音の展開、劇世界のつながり(?)を楽しめばよいのだ、とリラックスして楽しむことができた。
あの床は、俳優泣かせではないのかしらん。なぜあんなめんどうなことをやらせているのだろうとずっと思っていたが、さいごになって、砂浜と波が見えた。
21:38に東京に戻るツアーバスが出発します、とのアナウンス。いそいでロータリーへ。いつもそうなのかどうかはわからないが、一台は渋谷に、一台は品川に行くとのこと。往路で帰りのバスは渋谷に寄るとは聞いていたが、バスを分けるとは初めて聞いた情報だった。渋谷行きに乗れてよかった。帰りは車の動きがスムーズだった(途中足柄サービスエリアで休憩)。予定どおり12時に渋谷についた。終電に間に合いタクシーを使うことなく無事帰宅。
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