燐光群『アイ・アム・マイ・オウン・ワイフ』
観劇日時 2010年19:00~20:35(公式) 吉祥寺シアターにて
上演情報http://www.alles.or.jp/~rinkogun/Toppage.html
米国の劇作家、ダグ・ライトによる、第二次世界大戦からベルリンの壁がこわれるまで、東ドイツを生き抜いた、実在の人物を描いた作品。タイトルからして、とても楽しみにしていたし、意欲作だとは思うのだが、ピンと来ず。残念。あとで考えてみるに、この、シャーロッテ・フォン・マールスドルフという人物が、あまり好きになれなかったからではないかと思う。
吉祥寺シアターの一階に大きな台を置き、一階観客席は、シャーロッテが東ベルリンで経営していたキャバレー風。わたしは二階席だったが吉祥寺シアターの通常の席のバルコニーで、舞台が上からよく見えた。
一人芝居として制作されることもあれば、今回のように、何人もの俳優がシャーロッテとなり、重層的にシャーロッテの内面を描き出そうとすることもある戯曲とのこと。二階から見ていたせいではないと思うのだが……この人物にあまり魅力を感じなかった。ちらしで読んだプロフィールがあまりにもおもしろかったので楽しみにしていたので残念。ミニマリストな舞台装置や、全体から感じられるストイックさのせいかしらん。
細かい点かもしれないけれど、性同一性障害とトランスベスタイトの間には区別があるから、性同一性障害の人(なんですよね?)をトランスベスタイトと呼んでしまうことに違和感あり。同性愛らしいおばさんから影響を受けたと語られるところも、性同一性障害と同性愛は違うんじゃ?、と思ってしまい、物語にのっていけない原因になったように思う。
とはいえシャーロッテは大変めずらしい(?)人生をおくったひとのようなので伝記が読みたい気がした。
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