伝統芸能

歌舞伎座さよなら公演 十二月大歌舞伎 昼の部

観劇日時 2009年12月6日(日)11:00~
詳細は http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2009/12/post_51.htmlへ。

直前にひょいと出ていたチケットをもぎとって観劇。一階一等席。歌舞伎座一等席って二回目くらい(汗)。一階は、花道が見えた(笑)。イヤホンガイドを借りて観劇。

一、操り三番叟(あやつりさんばそう)
勘太郎さんの三番叟に獅童さんの翁。勘太郎さんの踊り(後見の松也さんとのコンビ)がとても楽しめた。足首の動きが、近くで見ると、すごいなあ、と感心。獅童さんの男前ぶりにもいまさらながら感動。

二、新版歌祭文 野崎村(のざきむら)

昨夜見た「鼠小僧」での福助さん@お高の記憶がなまなましく、お光が登場したとき(以下自粛)。最後の、ながーい見送り場面にしみじみ。

三、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)

勘三郎さんの右京、三津五郎さんの山の神。侍女二人のダンスが楽しかった。

四、大江戸りびんぐでっど

あー、なるほど。せちがらい年の瀬、橋桁な人々をユーモアたっぷりに。衣装(?)がすごい。
おはなしは、意味があるようなないような。これから、緩急がもっときれいについて、作品としてもっとおもしろくなって来そうな気がした。

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歌舞伎座さよなら公演 十二月大歌舞伎 夜の部

観劇日時 2009年12月5日(土)16:45~
三階A席(三列目)から
情報はhttp://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2009/12/post_51.htmへ。

歌舞伎座での十二月大歌舞伎に、宮藤官九郎作品がかかることをなんとなく知って、調べてみたら野田作品もかかっていて、切符が取れたので急遽見ることに。

歌舞伎は久しぶり。歌舞伎座に来たのは蜷川十二夜の初演以来ではなかろうか(スイマセン)。そんなわけで、誰々の着付けがどうのとか、あの役はダレソレと比べてどうのとか、そういうツウな感想は書けません。

まず5日土曜に見た、夜の部。

一、双蝶々曲輪日記 引窓(ひきまど)
南与兵衛に三津五郎、濡髪長五郎に橋之助。見るのは何度目か。こういう話だったなあと思い出しながら観劇。

二、御名残押絵交張(おなごりおしえのはりまぜ) 雪傾城(ゆきけいせい)
芝翫さんとお孫さん6人による舞踊。いまさらながら、ああこうやってみなさん歌舞伎俳優になっていくんだなあとしみじみした。

三、野田版 鼠小僧
初見。自分としては、『崩れたバランス』に続く連夜のdownwardrightな聖夜の物語。生き物のように動く装置がおもしろい。レッテルで人を判断してしまうことや、イメージとその人本人の違いにくいこみ、世の中を映しだしてみせている、と思った。

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国立劇場文楽公演『奥州安達原』

観劇日時 2008年9月6日 16:00~21:00(休憩25分+15分込み)

文楽は久しぶり。記録を調べたみたら、2007年2月11日以来みたい。で、その時も、『奥州安達原』。ク・ナウカ『奥州安達原』の「予習」だったみたい。この時上演されたのは三段目の「朱雀堤の段」「環の宮明御殿の段」で、今日は、同じく三段目の「朱雀堤の段」「環の宮明御殿の段」と四段目の「道行千里の岩田帯」「一つ家の段」「谷底の段」。

今回は、「復習」かな。さくっとチケットを取ったもので、一番前センターから堪能。でかい人形にそろわれて見得切られると、あっち見たりこっち見たり忙しいんだけど。最前列は義太夫の字幕はさすがに見えない。大夫さんたちの声はよく入ってくるのと、イヤホンガイドを使用していたので、「内容がわからない」という感覚はほとんど感じなかった。

とにかく舞台が近かったので、人形の指の動きや細かいかしらの動きがよく見えた。衣装も、「道行」で恋絹と生駒之助がひっぱりあう布がきれいだ、なんてところもまで。大きな人形の動きも楽しめた。上品なかしらの人形が上手に舞踊を踊ってくれるのも楽しいが、大きな人形が、人ならありえない動作を見せてくれるのも楽しい。

プログラムに、吉田玉男さんや吉田文吾さんの写真。ちっとさびしく。

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八月納涼大歌舞伎『紅葉狩』『愛陀姫』

観劇日時 2008年8月10日18:15~21:11(らしい)

野田秀樹さんの作品が登場する八月納涼大歌舞伎。歌舞伎座は久しぶり。調べてみたら、2005年の蜷川十二夜以来だった(汗)。昨日が初日。番附は購入せず。イヤホンガイド使わず。とぼしい知識で、思ったまま。ネタばれあり。

一、河竹黙阿弥作 新歌舞伎十八番の内 『紅葉狩(もみじがり)』

舞踊劇、なんだけど、「おふざけ」があちこちに入っていて、スーパーフラットなまんがを見ているようだった。「あの腰元のメイクは何?」とか「なぜ急に横から山神が出てくるの?」とか「あの従者二人は、マナカナ?」とか、ひとりウケ。お姫様(勘太郎さん)一行が順に踊る場面は少々たいくつしたが、お姫様転じて化け猫女のメークや格好にまたバカウケ。勘太郎さんは化け猫女のほうがさまになっていたような気がした。

二、野田版『愛陀姫(あいだひめ)』

オペラ『アイーダ』の翻案。『アイーダ』未見。野田芝居としてふつうに楽しめた感じ。こっちは劇画?

福助さんが楽しそう。勘三郎さんの濃姫……もうちょっと結婚前の姫らしく見えてほしいというか、しっかりしすぎな気が(一応キムスメだよね?)。ともあれ、宿命の悲哀みたいなものをその姿から感じとった。七之助さんの愛陀姫にはシンパシーを感じた。

野田秀樹演出とあって、ふつー歌舞伎じゃやらないことや、ありえないセンスの装置がいろいろあって、全般としては楽しめた。くるくる動かすじゃばら装置はちと不安定で、動かして止めたらピンッと立っててほしいかな。

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