ダンスやパフォーマンス

青年団国際演劇交流プロジェクト『KYOTONOMATOPEE』

観劇日時 2009年7月19日15:00~16:00(+休憩おいてワークショップパフォーマンスを16:25頃まで)

小竹向原のアトリエ春風舎まで、青年団国際演劇交流プロジェクト『KYÔTONOMATOPÉE』(「キョウトノマトペ」)を見に。劇場支援会員招待。作・演出はロラン・コロンさん。「オノマトペ」は擬音語・擬態語のこと。出演は古屋隆太さん・二反田幸平さん・鈴木智香子さん(いずれも青年団)。

主に、口腔内をせいいっぱいつかった音と、ゆたかな顔の表情でつづる、ショートコント集、かな。おもしろさのポテンシャルは大きそうな気もするのだが、暗転が多く、上演中は冷房が切られていて(これ自体は賛成なんだけど)暑くなったこともあり、終盤、意識がところどころとんだ。

偶然だけど、青年団の舞台、日仏二カ国語使いのものを二つ連続して見てしまったため、フランス語から少し遠ざかりたい気も。勉強したことのある外国語を舞台で話されると集中してしまう。

本編よりもワークショップパフォーマンスのほうが楽しく見られた気がする(大汗)

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「キレなかった14才♥りたーんず」白神ももこ振付・構成・演出『すご、くない。』

観劇日時 2009年4月28日19:35~20:32+トーク

こまばアゴラ劇場で開催中の「キレなかった14才♥りたーんず」、六本あるうち見るのは三作目。モモンガ・コンプレックスの白神ももこさんの作品。白神さんのワークショップを以前受けたことがあるが、作品を拝見するのは初めて。「オーディションでまさか踊るハメになるとは思ってもみなかったであろうメンツ」(当日パンフレットによる)によるダンス(?)公演。

身長は似てるんだけど、個性が全く違う妖精男子と少女がくりひろげる、イマジネーション豊かな、というか、ヘンテコダンス。場から場へのつながりがスムーズで、1時間、くすくす笑いながらノンストップで見ることができ、楽しめた。

某有名曲にのせた、これみよがしな振付のダンスが、わたしとしては特に笑えた。ひとりだけいる筋肉ぶりぶりな妖精さんは、他のゆるーい妖精さんたちの間でいつのまにか人に見えなくなった。冒頭の、他にしなければならないことがあるのにまわりにかきみだされる「すごくない」妖精さんの苦労もオカシイ。

終演後、参加している六人の演出家さんが勢揃いしての、トーク。

神里さんのキャラの立ち方がすごかった。「クニオにばっか訊くトークはやめようぜ」とか、神里さんの作品がよかったという白神さんに「もっと大きな声で」とか。

柴さんが「あとあとこのメンバーの誰々だったらどうするだろうって考えるようになるかも」と言ったら、篠原さんが「もう日本で芝居やんないし」っていって、神里さんが「それはなんだ!」とつっこんで、柴さんが「いなくなられるとよけい……」と言ったシリーズが興味ぶかかった(あ、各演出家さんの発言は、だいたいこんな感じだったと思ってください)

クニオさん(杉原さん、宮沢章夫作『14歳の国』)は、公演が始まってご自分が一番テンパってて、これまで三回やってどんどん良くなってきていると思っているのに、二回目は大拍手だったのに三回目は拍手が出なかったそうです。(わたしは拝見していないのですが「へぇぇぇ」)

中屋敷さん(『学芸会レーベル』)は、「これまでの作品では反応が好き嫌いはっきりしていたのに、今回はみんなにほめられるのが、不思議」とのことで、「スタートラインに立ったと認めてやる」みたいな感じなのかもしれない、と明るく。中屋敷さん、一番うたれ強そうでしたねー。(笑)

篠田さんと白神さんの作品の中で落とされるものは、白神さんの作品では最初は別のものだったのを、同じものにすることで、同じ企画に参加している作品として共通の「点」を作っているのだそうです。

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「キレなかった14才♥りたーんず」篠田千明作演出『アントン、猫、クリ』

観劇日時:2009年4月16日20:05~21:55(正確には48分だったらしい)

「キレなかった14才♥リターンズ」企画のトップバッター、快快(ファイファイ)の篠田千明さん演出『アントン、猫、クリ』をこまばアゴラ劇場にて。客席満員、二階席にも人。

出演は青年団の中村真生さんと「初期型」のカワムラアツノリさん。そろって、いったん舞台に出てきたら、スローダウンする間ほとんどなく50分間動き続けるプラス喋り続ける。中村さんのからだのやわらかさ、特に胴のやわらかさ、カワムラさんの大きな動きや「う_こビル」のかろやかな動きを目一杯楽しんだ。(集中力出過ぎてあとでどっと疲れたが 笑)

おもしろかったけど、感情を大きく揺さぶられはしなかった。この日の本番を見て初めてどういう作品なのかわかったと篠田さんが言っていたので、まだ進化すると思われ。

背景のデジタル画像と出演者の動きのハーモニーはナイス。「ダンスとデジタルメディアを組み合わせる試み」などと肩に力を入れることなく、あたりまえのように舞台の上に置いて一体化させていることに感心。

以下終演後のトークの内容から。

篠田さんはこの作品の中で、言葉を音にまで分解してそれをリズムに載せるという試みをしているとのこと。(なるほど。)数分の場面を作るのに数時間かかったそう。篠田さんは自分の作品づくりをこちらにわかる言葉でちゃんと説明できる人で、興味深く聞いた。

「キレなかった14才♥りたーんず」という企画名は、今回参加している演出家のうち5人が、サカキバラくんと同い年であることから来ている。篠田さんは当時、同い年が犯した罪よりも、まわりの反応に違和感を感じたそうだ。

篠田さんがそうだったかどうかはわからないが、この企画名から、「キレる中学生」とひとくくりにされたことに対するこの世代の反発を感じる。

プログラム、というか雑誌『りたーんず』も購入。読んでびっくりした。

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珍しいキノコ舞踊団×plaplax 『The Rainy Table』

観賞日時 2009年3月20日20:05~21:05 + トーク

『The Rainy Table』は、わたしが勝手にダンスの師匠と呼ばせてもらっている、伊藤千枝さん主宰の珍しいキノコ舞踊団と、メディアアート・ユニットplaplaxのコラボレーション作品で、山口情報芸術センター(YCAM)開館5周年記念事業としてYCAMに滞在して制作したとのこと。YCAMってYamaguchi Center for Arts and Mediaの略なのね。制作意図が理解できたような(汗)

キノコのダンスは楽しめたし、映しだされるものもおもしろかったなあと思うのだけど、見ていて休憩するひまなかった(汗)。個々の踊り手さんを見たり、重心位置の移動を見たり、空間全体を見たりしているだけでアップアップ。その上に、後ろの映像もかわいくてそっちも見なくちゃ感じになったものだから、メディアミックスは成功してるんだけど観ていて疲れた、という微妙な印象。

わたし自身はキノコのダンスには慣れているので、映像と踊り手さんがシンクロする時は、「助走時間」があったらまた違ったかもしれない。今から一緒に動きますよ~、みたいな。

ともあれ、アーチストは同じものを作り続けるわけにはいかないのだから、キノコのファンとしては、いつもと違う作品として歓迎したい感じ。

蛇足ながら、観ていて天野天街さんを連想。あれってものすごいメディアミックスなんだなあ、と改めて思った。

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フェスティバル/トーキョー 井手茂太振付・出演『コウカシタ』

観賞日時 2009年3月19日19:05~20:25 + 井手トークソロ(?)

あうるすぽっとで『コウカシタ』観賞。日本とタイのダンサーのコラボレーション。序盤、品質はイデビアン・クルーと変わらないなあくらいに思いながら見ていたのだが、だんだんタイになってきた。中盤の静かめの時間帯の、「ディア」さん(?)がフィーチャーされる場面はわからない言葉を話される時間が長くて、わからなくていいんだわと自分に言い聞かせつつもやや間延びを感じたのだが、終ってみれば「ディア」さんが一番印象に残った。

宇宙は引力がないので、地球人が行くと筋肉が萎えるらしい。それを考えると、キレのあるダンスは地球上ならではのもの。同じ地球の上に住むタイ人と日本人が、一緒に引力と遊んでいた。

以下自己責任でどうぞ。

終演後、井手さんがひとりでトーク。聞き手がいると、「えらい人」にされちゃうからいやなんだそうだ。この話(今回の、タイと日本のコラボダンス)の話が来て、そこで初めてタイに行ったら、観光地よりも、渋滞を信号無視してわたっていく人など、雑踏がおもしろかったそう。日本人とタイ人がお互いまちがえる感じ(何人なのかわからないって意味かしら?)を絶対ダンスにのせたいと思って作った作品らしい。(あうるすぽっとの近くにも高速道路があるのでそれのことかと思ったら、そうではなかったのね。ともあれアジアの都市の雑踏を描いた作品として、池袋は似つかわしい。)

日本人ダンサー3人、タイ人ダンサー6人。この内訳を知らずに見ていたら、タイ人ダンサーは3人くらいに見えた、かなー。この辺はあまりわたし自身は意識しなかったのだが。

タイ人の男性ダンサーでややふっくらめ、顔大きめの人がいた。その人と井手さんが同じ衣装でシンクロダンスを展開した場面は、かなり笑えた。

あと、上記の「ディア」さん。何言ってるのかわからなかったので、売春婦なのかしら、悪魔払いなのかしら、ヨガの先生なのかしら、マッサージ師なのかしら、といろいろ考えて楽しんだ。トークがなかったら、たぶん謎のまま(笑)

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aki nagatani & danscapes『俺にもセックスを』

観賞日時 2009年3月8日 15:05~16:05

こまばアゴラ劇場で、aki nagatani & danscapesのダンス公演(でいいのかな)観賞。失礼ながら、劇場の法人会員チケット消化のために行った。予約をしていなかったのだが、予約がたくさんで、ぎりぎりまで待ってください、と言われる。この時点で法人チケットを3枚持っているので、楽日のこれを今日見られなければ、田上パルか壁ノ花団を2回見るか~、みたいな。でも入場できました。ヨカッタ。

法人支援会員、無断キャンセルたくさんあるのね。一本電話しましょうね。>みなさん

永谷亜紀さんについては、何も知らなかった。はさみこみのパンフも見ずに観たので、登場する四人のダンサーについて、勝手な想像をしながら観た。

  • 白襦袢のジョシ(永谷さん) 肉体的に死んで、荼毘にふされたけれど、死にきれなかった人
  • 喪服のダンシ(池田飄一さん) 上記ジョシの縁者→ダンナ?
  • 髪の長いダンシ(三浦宏之さん) ホームレス?→街の象徴?→死んだジョシがダンナにだまってつきあっていた人?
  • 人形(安達みさとさん) すいません、表題から、ダッチワ_フかと(大汗)

タイトルについては、「日々の中に紛れている微かな温もりを、すべて、セックスとよびたい。」とのこと。電話でタイトル言うの大変でしたが。

公演は、楽しめた。安達みさとさんが、ぐるぐるまわされる時の細かな(人形らしく、同じリズムで動く)足や、2人のダンサーが振りを合わせながら動くところ、離れながらも呼吸を合わせて踊るところ、など。ダンサーのつまさきの動きも見るのが好きだが、よく見えた。空間も、とらえやすかった。長身の三浦さんが大きく目の前で動いた時、風が来た。ダンスを、空気の動きを読みながら見ることはこれまでもあったが、流れる空気をほんとに感じたのは初めてだった。アゴラでダンス、良いなあと思った。

客席のかみて端からの、上演中のビデオ撮影は、NG。人が、立ったり座ったりしながら映していた。抑制された照明のしたで、カメラの赤いパイロットランプが動き、ダンサーがかみてに行っている時は目に入って、集中力をそがれた。カメラの隣が席だったら、せめて動かないようにと、注意したかもなあ。っていうか途中退場したかも。

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カンパニーデラシネラ『ある女の家』

鑑賞日時 2008年12月20日19:30~20:45

活動休止中の「水と油」のメンバー、小野寺修二さんのユニット、カンパニーデラシネラの新作公演。同じく水と油のメンバー、藤田桃子さんも出演。ほかに、わたしはたぶん初めて舞台を見せていただいた、河内大和(こうち・ひろかず)さん、それから、私的目玉、浅野和之様出演。

浅野さんは、夢の遊眠社の団員だった。夢の遊眠社の舞台でまだ脳内に残っている場面やセリフはいくつもある。そのうちの一つに浅野さんの「ロボット振り」というのがあって、今日の公演はもうそればっかだとわかっていた(笑)ので、とても楽しみにしていた。堪能。マイムの公演への出演をこれっきりにしないで、劇団ワンダフルズ同様、二度三度とお願いしたい(笑)。

基本的に浅野さんしか見てなかったのだけど(すいませーん)、河内さんの口の大きさが印象に残った。みんながそろっていったりはずれていったりする「水と油」を髣髴させる振付(?)も楽しかった。ルールがあるようなないような感じで装置にリズミカルに絡むところで、あれだけのことであんなにおもしろいものが作れるんだなあと思ったり、よく見るとみんなものすごくやわらかくからだを動かしていたり。

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イデビアン・クルー・オム『大黒柱 DAIKOKUBASHIRA』

観賞日時 2008年12月19日20:00~21:05(?)

新百合ヶ丘の川崎市アートセンター一周年記念事業 超・振付家シリーズ Vol. 1 井手茂太振付、イデビアン・クルー・オム『大黒柱 DAIKOKUBASHIRA』観賞。ジョシ的に、ダンシばかりのダンスはそれだけで眼福なのだが、あんな「飛び道具」が登場するとは……(汗)。夢に出てきそう。

ゲイの人にもおすすめ。以下自己責任でどうぞ。

登場するダンシの大部分は、ガテン系のお兄さん姿。ガテン系好きのジョシは多い(mixiにもコミュがある)。ガテン系のお兄さんたち(派閥が二つあるみたい)と本社のおじさんとお兄さんがくりひろげるあれやこれやを、図面が描かれたフロアの上でダンスやしぐさで表現。ガテン系のお兄さんに本社のおじさんがリストラを言い渡すイマドキの現実のような展開だったらどうしようと思ったが、それには至らず(ホッ)。かわいい(?)ガテン系のダンシのダンスを楽しく見た。

でもやっぱりポイントはあの飛び道具だろうなあ。反則(笑)。

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横浜未来演劇人シアター野外ダンス公演『市電うどん』

観賞日時 2008年11月1日18:10~20:25

渋谷からみなとみらい線の新高島まで電車に乗り、みなとみらいテント劇場へ、横浜未来演劇人シアター野外ダンス公演『市電うどん』へ。当日券でかなりの人が来てたんじゃないかなー。客入れが大変そうだった。作品はすばらしいので、明日明後日行く人のために留意事項。

  • トイレは受付向かって左にあります。開場後一旦入場したら実質出られませんので必ずすませておきましょう。
  • 使い捨てカイロとひざかけを用意してくれてあるのですが今日はあまり積極的に配ってくれていませんでした。奪いとりましょう。

あと、そうですねー、荷物預かり、もっと積極的にやったらいいんではないだろうか、とか、奥への出入りがしやすいように横一列開けておいたらいいんではないか、とか思いました(奥に人をつめこんだあとベンチを置いて人をそこに入れる)。

今回が再演の『市電うどん ハマのメリー伝説』、わたしは初見。もういない「ハマのメリーさん」とすでにない横浜市電へのオマージュ作品。

ロケーション・振付・構成・ヒカリモノ、どれをとってもみごたえ十分。長襦袢をもっときれいに着たらいいのに、と思った場面もあったが、許す。

演劇っぽい場面では、男優がうどんをすする場面が印象に残った。

以前、大阪の維新派も大阪港の埋立地で公演を行っていたが、開発が進むにつれ、埋立地が使えなくなった。今日の公演のテントが立てられているあの土地も将来きっと何かに「活用」されるんだろうなあ。それはしかたないけれど、今使いうるベストな場所を見つけてくれたことに感謝したいと思う。

あー、でも、ビデオカメラがあんなところにあることに断りがなかったのは、減点。座ったところが近かったので、カメラを覗く側の光が、携帯電話の画面のようで、気になった。

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いいむろなおきマイムカンパニー『from the notebook』

観賞日時 2008年10月23日20:00~21:20

いいむろなおきマイムカンパニーの公演を観るのは、前回のこまばアゴラ劇場公演以来2回目。アゴラの空気がきれいになるような、ロマンチックでユーモラスなマイム。マイムが好きな人ばかりでなく、コンテンポラリーダンスが好きな人にも楽しめる内容。デートにも使える。

以下自己責任でどうぞ。

前回公演で印象に残っている「手ワザ」は相変わらずきれい。「金魚」も前回同様おもしろかった。あと、身近な素材というかものにマイムをからませて遊ぶ動きが楽しい。つなぎ方にもうなった。パフォーマーがばらばらに立ったり座ったり傾いたりする箇所は何がどうなっているのかわからずとてもおもしろかった。

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イデビアン・クルー『排気口』

観賞日時 2008年8月22日19:40~20:45

世田谷パブリックシアター2階しもて寄り最前列より、イデビアン・クルー『排気口』観賞。ダンスやパフォーマンスは上から見るのが好きなので、劇場会員先行で2階を選んだ。基本、フロアを広く使って、13人のダンサーさんが行ったり来たり出たり入ったり押したり押されたり飛びこえたり集まったりしながら踊る構成。井手さんや、以前ワークショップで数カ月ご一緒したことのあるダンサーさんに最初気を取られ過ぎて目がぐるぐるwobblyになってしまい、人の動きが一段落したところで見る態勢を立て直して、全体を見るように努力した(汗)。「そこへひとり移動させて線を延長するか~」とか「あの集団、ちょっとコワイ」とか思いながら楽しんだ。もう一回、今度は中央からかみて付近の、やっぱり後ろのほうの席で見たいかも。

当日パンフレットにちと驚いた(笑)。いつものくせで覚えそうに(笑)。

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珍しいキノコ舞踊団『珍しいキノコ大図鑑』

観劇日時 2008年8月8日19:30~21:30(休憩20分込み、カーテンコールウン回込み)

080808_203101 ル テアトル銀座で、珍しいキノコ舞踊団の、これまでの公演の集大成らしい、『珍しいキノコ大図鑑』を観た。いろんな意味でサービス満点な公演。写真は、ロビーにあったインスタレーション。

わたしは主宰の伊藤千枝さんのワークショップを何度も受けたことがあり、お目にかかると「先生」と呼んでしまう。

題名にある「大図鑑」には二つ意味がある気がした。かわいくてエレガントでユーモラスなキノコには変わりないけれど、何か骨太な印象。

以下自己責任でどうぞ。

入場すると、ロビーで、フラ。休憩中もロビーで、伊藤さんのショートパフォーマンスのあと、フラ。(フラを一緒に踊りたかったが変な人になってしまうのでやめた。)

前半は、過去の公演で使われた、蔵出しの小道具やかぶりものを使いつつ、切れ目なく音楽のようにつなぐ。

後半、友情出演の皆様登場。素人さん(?)が一種のクライマックスを作っていて、「ダンスは身近」というメッセージを感じた。

新しいメンバーの中に、男性。桜美林大学出身の石川勇太さん(『もう風も吹かない』に出演されていた)。あと、新しい女性メンバー中に、健康美にあふれる人がいて、目のやり場に困った(ヲイ)。

タイトルの「大図鑑」には、生き物の、という意味もあるんじゃないかと公演を見てから思った。大地に立つ、自然の中にいる、という世界観を感じた。

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美加理×種子田郷『Flowers'』

観劇日時 2008年2月26日19:00

夜、美加理さんと種子田郷さん構成・演出・出演、美加理さん振付、種子田さんコンピュータ音楽生演奏(?)による、『Flowers'』を青山円形劇場まで観に。2006年の『生のものと火を通したもの』の改訂版らしいが、こちらは観ていない。美加理さんの踊りというか動きに合わせて、客席後ろのスペースで種子田さんがコンピュータを操作して音を出す。客席のあちこちに(株)田口製作所(http://www.taguchi-craft.com/)というところのものらしい360度水平無指向性タイプフルレンジスピーカーというものが置かれ、なんか、ものすごい音響効果を実現させていた。ある意味、音が主人公のパフォーマンスだった。

以下自己責任でどうぞ。

最初の10分ほど、入場制限(明日行く人は、遅刻絶対しないように)。照明落とすんだろうなぁとは思っていたが、暗闇ワークショップに連れてこられたみたいだった(^^;。雨の音がするのに自分は濡れないのが不思議な感じ。その後舞台が明るくなってくるのだが、目くらましを使っているのか、舞台が靄にかかっているように、かつ揺れてているように見えて、コンタクトがどこかに飛んだか、あるいは網膜剥離を起こしたかと思った。少し「船酔い」。

嵐の中生まれた生命が森の中で成長し、脱皮して、やがて天に昇っていくような、そういう展開。段階段階で美加理さんの表情大きく変化。その力強い体がどう動くか予想がつかず、一瞬一瞬の美しさを見のがすまいと、目が離せなかった。音や照明も含めて、とても独創的なパフォーマンスだった。

自然の波動に自分を素直に重ねてみることができる人だけわかる感覚というものがあるらしいことを、最近サーファーさんの話で知ったのだが、今日のパフォーマンスは、その感覚を舞台に上げようとしてくれていたような気がする。

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イデビアン・クルー『政治的』

観賞日時 2007年9月14日20:00

夜、吉祥寺シアターまで、イデビアン・クルー『政治的』を観に。席はH列センター。(上手バルコニー席は見切れあり、注意。)

たくさんの踊り手が、シンクロがちゃんとそろったりくずれたりするみたいな、ユーモアたっぷりのダンスを速い音楽に乗って繰りひろげてくれた。なんとなく、踊る量が多かったような、どんどん速いスピードで展開する箇所が多かったような、気がした。

以前、珍しいキノコ舞踊団の伊藤さんのワークショップを週1回で3カ月も一緒に受けた人が踊り手さんの中にいて、気が向いた時はその人を集中的に見た。他の人についてはそこまで注意して見ていなかったからはっきりとはわからないが、かなりキャラが立っていた。みんな、セリフの代わりに踊ってる感じ?

踊り手さんのひざと足首のやわらかさに感嘆。やっぱり前で踊る人は違うわ(←当たり前)。

以下、自己責任でどうぞ。

舞台が左右に等分されてて、下手は八百屋舞台、上手は逆。舞台はどうやらオフィスビルで、両オフィスで社風が違うっぽい。会社で起こるあれやこれやをダンスに乗せて表現。

ある箇所に爆笑。

最後は、音楽が消えて、みんなで同じ動作を繰り返す。同じ振付で踊ってくれると、かえってそれぞれの踊り手さんの踊りの違いが見えておもしろかった。

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珍しいキノコ舞踊団『あなたの寝顔をなでてみる。』

観賞日時 2007年7月13日20:00

夕刻、吉祥寺まで、吉祥寺シアターで上演中の珍しいキノコ舞踊団『あなたの寝顔をなでてみる』を観に。

キノコを初めて観たのは神戸アートヴィレッジセンターでだった。いつだったか覚えていない。こんな風に踊ってみたい、と初めて思ったカンパニー。伊藤センセはワークショップもたくさん開催していて、今や、キノコを観た回数よりワークショップに参加した回数のほうがはるかに多い。

いつもながらのかわいい衣装としなやかな動き、空間の造形、止まる空気・動く空気を堪能。あと、あれは難しいとかあれはこわいとかあれは痛いとか。相手の空間にからんだり、接触しながらからだ同士で交信したり。5人で踊ってるいうのがいいなぁ。偶数だと2人ずつ組んだらそれで終わっちゃう。5人いるから必然的にコミュニケーションの相手が変わる。

ワークショップで習ったことのない、「ディスコミュニケーション」のダンスもあった。新機軸? おもしろかったけど、落とされたくない(笑)

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青年団若手自主企画『スネークさん』

観劇日時 2007年6月20日19:30

夜、小竹向原のアトリエ春風舎まで、青年団若手自主企画 vol. 33、ツキムラニホ作、木崎友紀子演出『スネークさん』を観に。

『スネークさん』は、主に、ダンス、テキスト、歌、音楽(含む生パーカッション)で構成されていた。とても美しい場面があったし、ゾクッとくるセリフもあったけれど、全体としては、ネタを打ち上げたら、留めてほしい、いつでもいいんで、と思える箇所が多い作品だった。

役名がとても意味深で、始まりの謎めきかたや、衣装にワクワクした。でもテキストと体の動きや役柄、あるいは歌声が、効果的に一緒になって、一つの作品として切り結ばれて目の前に現れてくれなかった。

とはいえ、何というのでしょう、何かふだんと違うことをやろうという意気は買いたいというか。特にダンスは、楽しげ。(←大事)

兵藤公美さんは、以前「水と油」のももこんさんと組んで『立つ女』というパフォーマンスを見せてくれたことがあるのだけれど、あのキレは健在。大化けしそうな人。

ダンスって何なんだろう。わたしもこの間のワークショップで「踊るの好きなんですね」って言われて、ああそうなのか、と思ったのだけれど、わたしの場合人前でやる予定はないから、このトシで習い事でコンテンポラリーダンスやってていいですかって感じ。

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BATIK『モニカモニカ vol. 2』『SHOKU』

観賞日時 2007年5月18日19:00

夜、桜美林大学プラネット淵野辺キャンパス内 PRUNUS HALL へ、黒田育世主宰のダンスカンパニー、BATIKの公演を観に。GALA Obirin 2007招聘作品。わたしは黒田育世さんの作品は今回が初見。

今夜はほんとはナイロン100℃の切符を持っていたのだが、その後BATIKの公演が桜美林であると知り、ナイロンの切符を他人に譲って観に行った(別の日のをまた買いました)。とっても良かった。2日連続「すんげー」。特に、黒田さんはじめ、ダンサーのみなさんのスタミナ、躍動感がすごいと思った。

まず『モニカモニカ vol. 2』。ギターの生演奏に合わせて黒田さんが30分間踊り続ける(一度の休憩?を含む)。黒田さんは、ロングヘアに、オレンジのAラインのワンピース。舞台の下手前方に位置を取り、踊りの軸を大きく移動はさせずに、はげしいけれどしなやかなダンスを見せてくれた。姿がいつも美しく、かつ気持ち良さそうに踊っている点がとても良かった。時折ふんわりと膨らむワンピースのすそや、小物として長い髪を使う姿は、空気と戯れているようだった。

踊り終わって黒田さんが呼吸を整えている間、ギターの松本さんの歌。それに合わせて黒田さんのダンス。このダンスはさっきまでとは全く違うかわいい雰囲気のもので、二人の息も合い、ライブハウスでこんなパフォーマンスが観れたらいいなぁと思った。

その後、再演を繰り返している(らしい)『SHOKU』。

1時間ほどの作品で、これも、7人の女性ダンサーが、ほぼ踊りっぱなし。スタミナに圧倒された。ビジュアルや構成もおもしろかった。女性性(?)を前面に出している(と思われる)内容も興味深かった。

以下自己責任でどうぞ。

7人のダンサーが、赤いAラインのワンピースで登場。中には、フリルがたくさん付いた白い下着。黒い、ストラップのついたヒールのある靴。

女性の足と足の間を絶えずこちらに意識させながら展開。ダンサーたちは、時に、自分で自分を満足させ、「天に自分を押し上げている」ように見える。そこまで自身を掘り下げ、それを形にして呈示している点に、深い共感と感銘を覚えた。

ビジュアル面も、膨らむ布の美しさ、懐中電灯による灯り、ミラーボールなど、美しかった。

1人を除くダンサーたちが全員立っては倒れ立っては倒れする場面があるのだが、いつまで繰り返されるのだろうと思うくらい、長かった。繰り返しになるが、スタミナにほんとうに感心した。細かく見ると、倒れる動作がダンサーそれぞれで、おもしろかった。

終演後、トーク。以下覚え書き。司会は、GALA Obirin に関わっている学生さん(すいません名前失念)、それから桜美林大学助教授で舞踊家の木佐貫邦子さん。

まず、『モニカモニカ』の時、黒田さんがはげしく踊りながらも笑顔を浮かべていたことについて。踊るのが好きで、リズムや音楽、自分のやっていることがマッチした時、自然に出るそうだ。

振付について。『SHOKU』は皮膚感覚から入ったとのこと。自分の内部と外部を考え、絵から創って行ったとのこと。

初めに創った3つの作品と、最近の3作品には大きな違いがあり、初めに創ったものは皮膚感覚を追求しているが、『モニカモニカ』など、最近のものは、「踊ることを本気で楽しみたい」という気持ちで創っているとのこと。

『SHOKU』のダンサーのみなさんは、黒田さんの振付で踊るにあたって、初めて参加した人はビデオで覚えるなどしたらしい。「振付を意識はしているものの、自分の踊りを踊っている、呼吸をそろえるよう心がけている、空気感にひっぱられている」「オリジナルにプラスαしている」「体を使ってやっていくうちに感情が入っていく」「毎回違うものが出てきてあきない」「やって行くうちに何かが生まれ、積み重なった中でその気持ちでやる」「自分が持っているものと相手が持っているものが合った時にいいものが生まれるのがダンスだと思う」「100%でぶつかってきてくれるので、健康に気をつけている」、など。

黒田さんは、(構成など)踊る以外のことで一時期がんじがらめになり、うそくさくて踊れないと思ったこともあったが、今は、その鎖を捨てて、ただ踊ろうという気持ちになっているそうだ。

その後、質疑応答。その中で、黒田さんのけいこはキツイらしいという話になった。木佐貫さんから、いい振付家はしつこいと言われる所以であるとのコメントがあり、とても納得。

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じゅんじゅんSCIENCE『サイエンス・フィクション』

観賞日時 2007年5月17日19:30

夜、活動休止中の「水と油」のメンバー、じゅんじゅんさんのソロユニット、「じゅんじゅんSCIENCE」第一弾『サイエンス・フィクション』を観に、こまばアゴラ劇場へ。

アゴラに行ったら、壁その他黒に戻っていて、『東京ノート』終わっちゃったんだなぁ、とちとセンチメンタルな気分になった。

アゴラはたぶん一番よく行く劇場。席に落ちついてからは、「ここは、後で来たお客さんを壁際の席に誘導したい時は、真ん中の通路から入ってもらうんじゃなくて、一旦前に出てもらって前から入ってもらったらいいんだよ」たら「上演中はエアコン切りたくても、暑くなりそうなら、ぎりぎりまでがんがん入れとけばいいんだよ」たら思いながら開演を待った。

とまれ、客席は、ファンでいっぱいの温かい雰囲気。二階もいっぱいのようだった。この公演は、二階から見るのもいいかも。

じゅんじゅんさんを見るのは、水と油の活動休止以来、初めてだった。わたしはフロアエクササイズをやるのが好きで、ダンスのワークショップにときどき行く。そんな時の自分を省みるに、当たり前と言えば当たり前だが、動きがすんげかった。もちろんそれを可能にするカラダもすごい。わたしは右足でパーができないのをひとり気にしていて、そのため舞台で人がはだしで動いているとついつい爪先を見てしまうのだが、立ちながら片方の足がグーになってたのを見たときはびっくりした。からだと、からだの動きの美しさ、おもしろさを堪能できた。

前半部分、もう少し、なんと言うのか、ポイントポイントしっかり置いてくれていいよぉとも思ったのだが(一旦止まったら、空気も止まるまでそのままでいてくれていいよ、っていうか、その「失敗ヨガ」っぽい動き、おもしろいから、もうちょっとしつこくやってくれていいよ、っていうか)、途中でじゅんじゅんじゅんじゅんじゅんじゅんじゅんじゅんみたいな動きのシークエンスが入ってからは大技炸裂、最後までとても興味深く見ることができた。

動きっぱなしの一時間。おつかれさまでした~。

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